2Cellosの4年ぶり・最後の来日コンサート／11月21日(月)大阪・11月22日(火)東京

写真提供：Sony Music Entertainment

これまでに数回の来日コンサートを行い、日本においても多くのファンを擁する、世界で注目を集めるクロアチア出身の2人の凄腕チェリスト、スティェパン・ハウセル[Stjepan Hauser]とルカ・シュリッチ[Luka Šulić]によるデュオ、2Cellos。

昨年9月に発売されたアルバム「Dedicated」のプロモーションを目的とした世界ツアーの一環として、4年ぶりの来日コンサートが2022年11月に、大阪と東京で開催されます。
2Cellosはこのツアーの後に解散することが決定しており、2Cellosとしての来日コンサートは今回が最後です。

2人は5月のスロヴェニアでの満員の観客を熱狂させたコンサートの後、クロアチアのメディアGloria.hrにて、以下のコメントをしています(抜粋)。
「このツアーは、私たちの最後を飾る盛大なお祝いのようなものです。私たち2人はお互いをよく理解し合う仲ではありますが、それぞれが独自の道を進む時が来ました … (シュリッチ)」
「それで、私たちがお互いに別れを告げるのに相応しい時だと結論づけました。 (シュリッチ)」
「私たちはピークに達して解散します。それは堅実なことです。何か他のことを始めるのに適切なタイミングで旅立つのです。 (ハウセル)」
また、「これが“最後の共演”だという確信があるのですか? 」との質問には、「今は(最後だという)確信があります。人生がどう流れるはわからないですが、現時点では、私たちは(最後だと)確信しています。 (シュリッチ)」と答えています。

なお、シュリッチは当初2020年に開催予定であった初の単独来日コンサートの振替コンサートを、今年6月に軽井沢、東京、大阪で行いました。
それぞれの道を歩むことを決意した彼らそれぞれの今後の活躍にも期待が膨らみます。

2Cellosとしての最後の来日公演、ぜひこの機会を、お聴き逃しなく。

参考：「2Cellos: ‘Sada je stvarno kraj. Došlo je vrijeme da svatko krene svojim putem‘」(Gloria.hr：クロアチア語)