今後のイベント,  お知らせ

「第4回 クロアチア映画祭」開催のご案内/日本クロアチア協会

当センター代表のエドワード・片山トゥリプコヴィッチが代表理事を務める日本クロアチア協会の主催で、2025年11月14日(金)~27日(木)の3日間、東京のMorc 阿佐ヶ谷にて、「第4回 クロアチア映画祭」が開催されます。
今年も日本とクロアチア両国での開催が実現し、ザグレブではクリスマスシーズンで賑わう12月の12日(金)〜14日(日)に「第3回 日本映画祭」が開催されます。

今回、日本における会期が大幅に延長され、会期中はクロアチア映画8作品が上映されるほか、クロアチアにゆかりのある著名人などをお招きしてのトークショーなど、さまざまなイベントをお楽しみいただけます。

学生ヴァトロスラフがクロアチアの離島 (映画中で”マラ・グラヴァ島[Otok Mala Glava]”とされている美しい離島の風景はスプリトの南に浮かぶショルタ島[Otok Šolta]で撮影が行われた) で出会った仲間たちとともに、ユーゴスラヴィヤ時代に遡る島の秘密とゾンビたちに立ち向かうホラーコメディ『シャルシャ』、闇社会に生きるギャングたちの愛と忠誠心に満ちた生きざまを描き出した、クロアチアや周辺諸国でも大人気のアクション映画『バルカニカ』、今に残る過去の影 (宗教ごとの分断や反共産主義などイデオロギーの対立) を抱えた”美しく魅力ある小国”を観る者も温かい眼差しで見つめることができる『ボスニアにやってきたサンタクロース』、昨年2024年開催の第77回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した短編作品『黙ってはいられなかった男』、2020年クロアチア史上初のアカデミー賞長編アニメーション部門にエントリーを果たしベスト28作品に選出された経験を持つダリボル・バリッチ監督の長編『現在、すべてのオペレーターが対応中です』および短編『ワンスアポニア』などが上映されます。

作品によってはクロアチアを深く知るうえでかかせない、周辺諸国との関係、文化的な共通点や違いなどもストーリーの重要なエッセンスとなっています。
さまざまなジャンルの映画や会期中のイベントを通して、クロアチアの文化や歴史などに触れていただけるこのイベントは、みなさまにとって新鮮で、ユニークな、楽しい体験となることでしょう。

鑑賞チケットはお1人様1作品1,500円にて販売いたします。各種割引チケットもございます。
詳細は下記映画祭オフィシャルサイトをご覧ください。