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EXPO 2025 大阪・関西万博のクロアチアパビリオンのご案内

クロアチアは、10月13日まで開催中の「大阪・関西万博」に出展中です。

クロアチアパビリオンのポイントを5つご紹介します。

  • 気温を伝達する媒体として初めて、水が使用されている、革新的な設備です。
  • 水が流れるパイプの全長は13km、その中を3t(トン)もの水が流れています。
  • パビリオンを訪れた方は、訪問時点のクロアチアの気温を体感できます。
  • 5つの気候区分を体感できるよう、各気候区分に分布する10箇所以上の観測地点(計45箇所)から観測データが送られており、データは30分ごとに更新されます。
  • パビリオンの上部には、パイプの温度をクロアチアと同じ温度に自動的に調整するための、まるで「原子力発電所」のような機械、システムが設置されています。

この他、パビリオン内にはサーマルカメラが設置されており、スマートフォンで、来場の記念撮影をすることも可能です。

また、今回の万博で人気を博しているスタンプラリーですが、クロアチアパビリオンのスタンプのデザインはきっと集めたくなるはずです。ご来場の記念にぜひスタンプも押してみてください。

当パビリオンは予約なしでご覧いただけます。大阪・関西万博へお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

また、会期中には様々なイベントを開催します。
9月21日(日)のクロアチア・ナショナルデーにもご期待ください。

当センター代表のエドワード・片山トゥリプコヴィッチがパビリオン館長を務めております。
皆さまのご来場を心より歓迎いたします!

クロアチアパビリオンの位置は下記のとおりです。

  • セービングゾーン 海外パビリオン S01-65 (マップをご覧の方はこのコードでお探しください)
    大屋根リング内中央の「静けさの森ゾーン」より少し西ゲート寄りに位置する「セービングゾーン」内「コモンズC館」の入口右手側の端にございます。

パビリオン概要

  • テーマ:世界のダイバーシティのための気候多様性

    クロアチアの国土は、下記の5つのケッペンの気候区分にまたがっており、その気候的な多様性を体感できます。
  • Cfa:温暖湿潤気候
    (クロアチアの中部以北の内陸部の大部分、日本の関東地方以南の大部分が属します)
  • Cfb:西岸海洋性気候
    (クロアチアの中部以北に分布します。日本の北海道や東北地方の一部、東北地方以南の山地の一部が属します)
  • Csa:地中海性気候
    (クロアチアの海沿いのダルマチア地方の大部分が属する、晴天に恵まれ乾燥した夏とまとまった降雨のある冬が特徴的な、日本には存在しない気候区分です)
  • Dfb:温暖夏季海洋性気候
    (亜寒帯に属する気候で、クロアチア北部の一部、日本の北海度の大部分や東北地方の一部、甲信越地方以北の高原地帯等が属します)
  • Dfc:亜寒帯湿潤気候
    (亜寒帯に属する気候で、クロアチアの山地の一部や、Dfb同様に、日本では北海道の一部や東北地方・甲信越地方の高原地帯が属します)

観測データはパビリオン前に設置されているディスプレイでも見ることができます。
刻々と変化し、二度と同じ環境となることがない、クロアチアの「いま」の観測データが同期されたパイプに実際に触れて、その温度をぜひ体感してみてください。

パビリオン展示内容についての詳細は、下記クロアチアパビリオン公式ウェブサイトをご覧ください。