クロアチアのシュニッツェル
シュニッツェルといえば、日本では、たたいて薄く伸ばした豚肉を重ねて揚げた「ウィーン風」が有名ですが、かつて同じ帝国領内に属していたクロアチアの特に北部において、様々なヴァリエーションの”シュニツリ[šnicli]”(クロアチア語も、ドイツ語のシュニッツェル[schnitzel]に由来)が、家庭でもレストランでも親しまれています。
クロアチアでも「ウィーン風」のシュニッツェルも親しまれてはいますが、数あるシュニッツェルの中でも最もポピュラーな、まさに「クロアチア風」と呼べるシュニッツェルは、直訳すると「ひき肉のシュニッツェル」を指す「ファシラニ・シュニツリ[faširani šnicli]」です。
衣のサクサクさとジューシーさが魅力のミンチカツの一種です。