クロアチアでも進むDX化「eDeliveryプロジェクト」

クロアチアにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化の一環として進められてきた、「eDeliveryプロジェクト」が、昨年末に無事完了しました。

このプロジェクトは、個人および法人向けの電子文書配信システムの開発と実装を目的としたもので、旧国営郵便から民営化されたクロアチア最大の郵便会社であるHrvatska Pošta(フルヴァツカ・ポシュタ)、クロアチア政府(Ministarstvo pravosuđa i uprave : 法務・行政省)、IT企業Sedam ITが参加し、約2年をかけてソフトウェア開発等が進められてきました。

総額31万ユーロをかけて行われたこのプロジェクトの費用の75%は欧州連合(EU)の機関である欧州委員会によるエネルギー、交通、通信ネットワークの3分野におけるインフラプロジェクトを支援する制度、コネクティング・ヨーロッパ・ファシリティ(CEF)からの助成によるもので、システムはEUのeIDAS規則に準拠したものとなっています。

このプロジェクトについては、下記の動画でも紹介されています。

リンク：「eDelivery projekt 」(YouTube : クロアチア語)
参考 :「Uspješno završen projekt eDelivery 」(Hrvatska Pošta : クロアチア語)